花粉症は朝が一番つらい?!~花粉症モーニングアタック対策~
花粉症のモーニングアタックって?
その原因と対処法をご紹介します。
朝、布団から出て朝食を作ったり身支度を整えたりしていると・・・
はっくしょん!!
目がかゆい!
サラサラの鼻水がツー…
なぜか、室内なのに花粉症の症状がひどいと感じることがありませんか?
これは「花粉症のモーニングアタック」と呼ばれるもので、花粉症患者の多くが悩まされているようです。
花粉症モーニングアタックの原因は?
花粉症のモーニングアタックが起こる原因としては
◆起床時に交感神経と副交感神経のバランスが乱れて鼻が敏感になるため
◆朝の鼻水の中に好塩基球(炎症の誘導に関わる血球細胞)が増加するため
などが言われています。
でも大きな原因はやはり
◆花粉を室内にため込んでしまったため
でしょう。
夜の間に室内に漂っていた花粉がベッドや布団のある下の方へ溜まり、それを吸いこんでしまったり、
起床して布団を畳むときに花粉が舞い上がったり。
これらは室内に花粉をため込んでしまったことでおこります。
花粉症モーニングアタックの対策は?
朝の室内で花粉症の症状が強く出るモーニングアタック。
この嫌な症状を防ぐにはどうすれば良いでしょうか?
帰宅時に花粉を持ち込まない
①洋服選び
ニット、フリース、ファー等の素材は花粉をたっぷりキャッチしてしまいます。
表面がツルツルしていて花粉が入り込まない素材の洋服を選びましょう。
また、静電気によっても花粉は洋服に引き寄せられます。
出かける前に洋服全体に静電気防止スプレーを使用すると花粉の付着が防げます。
②上着や帽子は玄関まで
いくら素材を選んでもやっぱり上着や帽子には花粉が付いてしまいます。
玄関近くにクローゼットやフックを用意し、外へ持って出たものはそこまで!
リビングなどへは持ち込まないようにしましょう。
③入浴で全身の花粉を洗い流す
手や顔、髪の毛などに付いた花粉を帰宅後すぐにお風呂で洗い流すと、室内へ花粉を持ち込むことが防げます。
この時、専用液や塩を溶かしたぬるま湯で鼻うがいを行うと、更にスッキリしますよ。
換気で花粉を持ち込まない
①給気口にフィルター
2003年7月以降に建てられた家には必ず24時間換気システムが付いていますよね。
24時間ずっと外の新鮮な空気を取り込んで室内の汚れた空気を排出するようになっているのですが、この給気口から花粉が入り込んでいたらどちらが汚れた空気だか・・・。
そこで、給気口に高機能フィルターを取り付けることをおすすめします。
ただし目の細かいフィルターによって換気量が低下してしまう場合がありますので、心配な時は換気システムのメーカーや住宅の設計士さんといった専門家に相談しましょう。
また、フィルターに汚れが詰まって換気量が下がることもあります。フィルターの清掃や交換も忘れないで下さいね。
②花粉対策用の網戸
もっとしっかり換気したいと思ったら、やっぱり窓を開けるのが一番!
窓からの花粉の侵入を防いでくれるのが花粉対策用の網戸です。
通常の防虫網戸に比べ、はるかに高密度なネットで花粉をキャッチ。
風を通しながら花粉の侵入を防いでくれます。
今ある網戸に後付けできるシートもホームセンターなどで購入できますよ。
朝一番の掃除で花粉を排除
いつの間にか室内に入り込んでしまう花粉はやはり掃除で排除しなければなりません。
掃除のタイミングは朝一か帰宅後すぐがおススメです。
ふわふわと空気中に漂っている花粉も時間が経てば床へ落ちてきますので、その床に落ちた花粉を一気に拭き取ってしまうのです!
掃除機だと排気で花粉を巻き上げてしまうので、硬く絞った雑巾やフローリングシートを使うが良いでしょう。
規則正しい生活で体の中から花粉症対策
不規則な生活や偏った食事などで免疫力が低下すると、花粉に過剰に反応してしまいます。
しっかりと睡眠をとり、
スナック菓子などのジャンクフードを控え、
ビタミン(A、C、Ⅾ)
良質な油(αリノレン酸・EPA・DHA)
食物繊維
発酵食品
などを含む、バランスの良い食事を心がけましょう。
まとめ
朝のつらーい花粉症モーニングアタックは、自律神経のバランスや朝の鼻水の成分、室内にため込んでしまった花粉が原因です。
服装選び、換気、掃除、生活習慣などで乗り切りましょう!
・玄関のクローゼット
・帰宅後すぐに入浴できる動線
・24時間換気システム
・花粉を通さない網戸 など
花粉症の方に優しい家づくりはハウスフリーダムにご相談下さい。
イエモア@あなたにおススメ