コロナ禍の災害避難|備えておくことは?
豪雨や台風など、毎年のように自然災害に見舞われる日本。
災害からの避難には新型コロナウイルスといった感染症への対策も必須となっています。
では、私たちはどんな備えをしておけば良いのでしょうか?
避難場所の確認
ハザードマップを参考に
自治体などが出しているハザードマップには、洪水で浸水した時の予想水深や、避難所の位置などが記載されています。
このハザードマップを参考に、自分の住んでいる場所の危険性や避難場所、避難ルートなどを家族で確認しておきましょう。
避難場所は避難所だけではありません
避難所での密な状態を避けるために、親戚の家など指定の避難所以外の避難場所を確保しておく方法もあります。
また、急に水位が増して避難する方が危険な場合は、自宅の2階以上、崖などから離れた部屋に避難するようにしましょう。
国や自治体では、ホテルや旅館を避難所として使用することも検討しているようです。
災害用備蓄品
災害時に自宅で過ごすために必要なのが災害用の備蓄品。
災害で電気や水道などのライフラインが寸断された場合、多くは3日以内に復旧しています。
そのため、最低3日分、余裕があれば1~2週間分の備蓄品があれば安心です。
水は1人1日3ℓ
最も大切なのは水で、大人なら1人1日3ℓを目安に用意しましょう。
2ℓの大きなペットボトルと、500㎖の小さなペットボトルに分けて用意すると飲みやすそうです。
食料品は普段から食べながら備蓄
備蓄する食料品はレトルト食品や缶詰がすぐに食べられて便利ですよね。
でも、きっちり『備蓄品』として保管してしまうと、賞味期限が切れる頃にまとめて食べたり、処分してしまったりとなりませんか?
レトルト食品や缶詰は、普段から食べやすいものを多めに用意しておいて、減ったら買い足すという方法にすれば、慌てて処分しなくて済みます。
また、カセットコンロを用意しておけばガスや電気がきていなくてもお湯が沸かせますので、
カップ麺やフリーズドライの食品も”食べながら”備蓄できますね。
瓶詰のジャムや果物の缶詰などをストックしておくと、お子さんのストレスも軽減できそうです。
避難所へ持って行くもの
非常用袋を玄関などに置いておけば、サッと持ち出せて便利ですよね。
基本の持ち物
非常用袋の中身は、
水、食品(少量)、現金、懐中電灯、ラジオ、ナイフ、手袋、下着などの衣類、歯磨きセット、ティッシュペーパー、ビニール袋、食品ラップ、携帯電話の充電器、毛布などが基本的なものとなります。
公衆電話や自動販売機が使えるように、現金は小銭も用意。
食品ラップはお皿にかぶせると洗わずに何度も使えるなど、何かと役立ちます。
常備薬や入れ歯、補聴器、メガネといった自分用に必要なものも、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
コロナ禍の今はさらに
新型コロナウイルス等の感染症に注意が必要な今は、
マスクや除菌シート、アルコールスプレー、体温計、使い捨て手袋なども入れておきたいですね。
使い終わったマスクや除菌シートなどを密閉して捨てられるように、ビニール袋は多めにあった方が良いかもしれません。
まとめ
50年に一度、100年に一度と言われる災害が頻発している昨今、
新型コロナウイルスなどの感染症にも注意しながら、しっかりと準備をしておきましょう。
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