長寿命でお得!LED電球の寿命や種類、長持ちさせる基礎知識
東日本大震災の直後から、消費電力が蛍光灯や白熱電球より少ないことで注目されたLED電球。
パッと見は今までの電球と変わりありませんが、中身は全く違うものです。
長寿命・省電力という長所を持つLEDを、本記事ではやさしく解説します。
LED電球にはどんな種類がある?寿命は?
LED電球には、既存の電球を置き換えできるように沢山の種類がラインナップされています。メーカーによっては、10種類を揃えているところも。
主な種類は「一般電球形」「小型電球形」「シャンデリア型」「ボール型」などがあります。
形の他には、電球をねじ込む部分の「口金」のサイズにも違いがあり、直径が26ミリの「E26」から11ミリの「E11」までの4種類。
また、光の色も蛍光灯の様な白いものから、電球のようなあたたかい黄色っぽい光のものもあります。
さらに明るさをリモコンで操作できる「調光器」に対応したLED電球も。
なお、LED電球の寿命は一般的に約4万時間です。
これは1日に10時間つけていたとしたら10年以上の寿命があることになります。
また、既存の電球のようにある時突然消えるというものではなく、だんだん暗くなっていきます。
LEDは半永久的に使えるって本当?劣化する原因とは
長寿命が売りのLED電球ですが、半永久的というのは少し言いすぎかも。
先に述べたように約4万時間と言われています。
約4万時間が経過する頃には、新品のときから比べて明るさが70%程度に。
そうなるとそろそろ交換するべきでしょう。
ただし、LED電球が寿命を迎える前に故障するケースもあります。
その原因はLED電球の制御基板です。
LED電球は小さいボディの中に電球と専用の基板が納められています。制御基板は熱を持ちますが、その熱を放出する場所がありません。
ですので、取り付ける場所によっては寿命未満で故障することもあるのです。
LEDを長持ちさせるコツ
ではLED電球を長持ちさせるためにはどうすればいいのでしょうか。
やはり制御基板の熱が問題ということであれば、つける必要のないLED電球はこまめに消すことが最も重要です。
例えばトイレの明かりを置き換える場合は、センサー付きにして消し忘れを防ぐ、など工夫ができます。
また、せっかく省電力なのですから、誰もいない部屋の電気はこまめに消しても良いでしょう。
まとめ
LED電球は消費電力の少なさや寿命の長さが、既存の電球や蛍光灯に比べて優秀です。
その優秀な点と弱点を理解しつつ、うまく節電してお財布に優しい暮らしを目指しましょう。
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