「高輪ゲートウェイ駅」完成お披露目!最新テクノロジーと”和”との調和
JR東日本は、3月14日に開業する「高輪ゲートウェイ駅」の内覧会を、3月9日に開催しました。
首都圏の主要路線である山手線の新駅開業は49年ぶりで、30番目の駅。
品川駅から約0.9キロ、田町駅から約1.3キロの地点に位置し、山手線と京浜東北線が停車します。
駅舎は日本の折り紙をモチーフに
駅周辺の再開発事業「グローバルゲートウェイ品川」の中核施設となる高輪ゲートウェイ駅。
駅舎の設計は東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」の設計でも知られる隈研吾さんです。
吹き抜けの解放的なつくりが特徴で、天井や壁など随所に東北産の木材をふんだんに使ったほか、日本の折り紙をモチーフにした大屋根を設け、『和』を感じさせる空間となっています。
タッチしやすい自動改札機
改札口では、「タッチしやすい自動改札機」を実証実験として設置。
車いす利用者や子供などにも使いやすいよう、ICカードのタッチ部分を改札機の内側に斜めに配置しました。
また、将来のQRコード乗車券導入に向けた検証として、QRコード読み取り部も設置しています。
無人コンビニ「TOUCH TO GO」
新駅開業後の23日には無人コンビニ「TOUCH TO GO」もオープンします。
「入る。とる。でる。」がキャッチフレーズのこのお店では、
利用客は店内に入ると、ほしいものを手に取って、設置された画面に商品が一覧表示されるのを確認。
その後、Suica(スイカ)などの交通系ICカードを専用機器にかざして店舗を出る。
これで、お買い物が完了!
AIが搭載された約50個のカメラが、店内に入る人の動きや商品の位置を捉えることで、利用客が手に取った商品を自動的に認識する仕組みとなっているのです。
このほか、駅構内で営業するスターバックスコーヒーでは、公式アプリからの事前注文サービス「Mobile Order & Pay」を導入。
店内にはブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」設置します。
また、コンコースでは自律移動型のロボットを試行導入し、
警備や清掃、乗り換えや駅構内の案内などを行う実証実験が実施されます。
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