女性向け「手袋」が意外な用途で売り上げ好調~コロナウイルス対策~
例年のこの時期は、日焼け対策として買う人が増えてくる女性向け手袋ですが、今年は意外な用途で売り上げが好調となっています。
直接つり革を触らないために
意外な用途とは、電車内のつり革や手すりを素手で直接触らないため。
コロナウイルス感染症の対策として手袋をはめて電車に乗る女性が増えているそうです。
コロナウイルスの感染経路としては、咳やくしゃみの飛沫を浴びてしまうことや、
ウイルスの付いた手で触ったものを別の人が触り、その手で口や目、鼻などの粘膜に触れてしまうことが言われています。
「電車内ではどこも触りたくない!」と足を踏ん張っている方もいますが、
なるほど、手袋をはめていれば不特定多数の人が触るつり革や手すりを直接触ることはありませんし、
その手袋のままで目や口に触れようとする人も少ないでしょう。
「家でも洗える薄手の手袋(税抜き2800~5500円)が、飛ぶように売れている」
といったニュースも見かけますが、
100円ショップや300円ショップでも女性用手袋は売っています。
コロナウイルス感染対策なら、いくつか用意してこまめに洗濯しながら使いたいですね。
『GripPon(グリッポン)』という商品も
コロナウイルス感染症が広がる前から、「つり革を素手で触りたくない」という人は少なからずいました。
そういった方へ向けて、2016年7月から株式会社創考テクノ(神奈川県座間市 代表:照山 廣之)が販売しているのが、つり革に直接触れることなく、安全に掴める携帯グリップ、『GripPon(グリッポン)』です。
この『GripPon』をつり革にかぶせて、その上から握るというもの。
こちらも売れ行きが好調で、
アマゾンから購入できるようですが、(2020/3/6現在)3色あるうちの「ホワイト」と「ライトグリーン」は在庫切れで、ピンクのみ在庫ありといった状況です。
基本は「手洗い」と「咳エチケット」
この他にも、抗菌・抗ウイルスのシートやスプレーなど、感染症対策グッズが色々と販売されています。
だだし、こうしたグッズだけに頼るのは危険です。
ウイルス感染予防の基本、
帰宅後の「うがい」「手洗い」「顔洗い」と
咳やくしゃみの出る人はマスクや腕などでカバーする「咳エチケット」を
しっかりと守りましょう。
イエモア@あなたにおススメ