住宅購入といえば、一生に一度の大きな買い物と言われるほどの大イベントです。
そんな大きな買い物を控えていると、どうしてもパートナーの方が直前まで悩んでしまうということも。
しかし、そんなパートナーの方の背中を押してあげることができるのは、他ならぬご家族の方。
そこで今回は、住宅の購入に悩むパートナーの背中を押してあげる心理テクニックについてご紹介します。
住宅購入前に悩んでしまうポイントは「後悔しないかどうか」
住宅購入の前に、本当にこの買い物で良いのかどうかと悩んでしまう・あるいはそもそも住宅を今このタイミングで購入しても良いものだろうか?と悩んでしまうのは、仕方のないこと。
この時、住宅購入をする方が悩んでいるポイントとしては「後悔しないかどうか」というポイントが大きなものになります。
住まいの購入といえばそれだけ大きな買い物ですし、今後の人生も左右するイベントだからです。
それだけに、最初のうちはトントン拍子に話が進んでいたものの、様々な見学や契約書関係の話が出てくるような住宅購入の直前になると、本当にこれで良いのかどうかと心理的に大きく落ち込んでしまうというケースもあります。
それが元となって、毎晩のお酒が増えてしまったり、少しギスギスするようになって夫婦喧嘩がよく起こるようになってしまった、というケースもあります。
住宅の購入という大きなトピックですが、それは同時にプライベートなことでもあるので、なかなか会社の同僚などにも相談しづらいという性質もあります。
これによって誰にも相談することができずに、自分一人でプレッシャーに押しつぶされてしまうといった事例も昔から多く聞かれます。
また、住宅ローンの審査が通るかどうかというポイントでも心理的にプレッシャーを感じてしまう方も。
いずれにしても、人生の中で全く経験のない未知数のことに飛び込もうとしているわけですから、これは仕方のないことと言ってよいでしょう。
過去志向ではなく、未来志向にスイッチしてあげよう
人間の脳は不思議なもので、
○○をしたから○○になってしまった
というような「考え方の癖」がついていることがあります。
いわゆる過去の行動によって未来がどうなってしまったというような、過去志向の考え方です。
これらの考え方は、どうしてもネガティブな方向に偏ってしまうことがしばしばあります。
例をあげてみると、
住宅を購入してしまったために、将来の生活が苦しくなってしまったらどうしよう・・・
という様な考えや心配がそれにあたります。
しかし、これは未来志向の考え方にスイッチしてあげることができます。
今住宅を購入したから今後仕事も頑張れるし、家族の将来が明るくなる
と、未来志向の考え方に考え方を切り替えてあげれば良いのです。
もちろんパートナーの方が悩んでいる事を否定したりせず、
「そういう考え方も現実主義で大事だけど、こういう考え方もあるよ?」
といった、新しい選択肢に気づいてもらえるような伝え方が良いでしょう。
自分一人の買い物ではないと安心してもらおう
住宅を家族のために購入するというのは、主に世帯主の方にとって「自分ひとりに責任が重くのしかかってくる」と感じるものでもあります。
特に住宅ローンを契約する場合には1,000万円以上の大きな借金をすることになるケースもありますので、その心理的プレッシャーはかなり大きなものになると言ってよいでしょう。
しかしそのプレッシャーや重圧は、パートナーの方が半分一緒に背負ってあげることもできます。よく言われる苦労は半分に、幸せは2倍に!ということですね。
「何かあっても大丈夫、私も一緒にプレッシャーを背負うから、心配は半分になるんだよ」
というような声をかけてもらえると、やはり住宅購入を迷っている人にとっては嬉しいもの。
その言葉を聞いただけで、みるみる住宅購入への踏ん切りがつくというケースもあります。
まとめ
このように、住宅の購入の直前には心理的に様々なプレッシャーがかかります。
特に、契約が現実味を帯びてくるタイミングになると今までは想像できなかったようなリスクや心配事が、一緒に溢れ出てくることもあるため「なおさら」です。
しかし、そんな時にはパートナーの方が背中を押してあげたり、あるいは不安を取り除いてあげるような形で支援してあげるのが大事です。
また、プロに今後の住宅ローンのことやお金にまつわることを聞いてみるというのも、安心できる材料の一つとなります。
ハウスフリーダムでは、住宅ローン相談会を始め、様々な形でこれから住宅を購入する方のための相談窓口を設けています。
自分たちで考えていても先が見えないという時は、プロに聞くことでより明確に今後の事が想像できるケースもあります。
是非一度、住宅ローン相談会などに足を運び、プロの目線で将来設計を手伝ってもらうというのも良いでしょう。
イエモア@あなたにオススメ