福岡県【古賀市】で不動産売却|市街化区域と市街化調整区域の違いを知っていますか?
ハウスフリーダムで物件を検索すると、物件概要の欄に「市街化区域」や「市街化調整区域」と書かれていますが、この「市街化区域」と「市街化調整区域」について正しく理解されていますか?
ここでは「市街化区域」「市街化調整区域」とはどのような区域なのか、また、古賀市の「市街化区域」と「市街化調整区域」の特徴などについて解説します。
市街化区域とは
日本の国土は約25%が『都市計画区域』、約75%が『都市計画区域外』となっています。
そのうちの『都市計画区域』は「一体的に整備・開発・保全する必要がある区域」として指定されるエリアであり、そのエリア内は更に「市街化区域」と「市街化調整区域」、そしてそれ以外の「非線引き都市計画区域」に分けられます。
『市街化区域』とは「すでに市街地を形成している区域」および「おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」のことです。
つまり、これからどんどん建物を建てて開発していきましょうという土地なのですが、
幼稚園と工場と大型ショッピングモールが入り乱れているような、無秩序な市街化を進めてしまっては、かえって住みにくくなりますよね。
そこで、景観を保ちつつ多くの人が便利で暮らしやすくなるよう、市街化区域を「住居系」「商業系」「工業系」の13の地域(用途地域)に分類し、建築する建物の用途や高さを制限しています。
静かに暮らせると思って引っ越したのに、後から近くに大きな遊興施設が・・・。
こんなことにならないよう、物件選びの際には周辺の用途地域もしっかりと確認しておきたいですね。
建築に関わる規制についてはこちらの記事もご覧ください
市街化調整区域とは
『市街化調整区域』とは、「市街化区域」に隣接しているものの、市街化しないよう定めた区域のことです。
市街化調整区域は主に田園地帯に設定され、原則として建物を建てないことになっています。そのため建物の新築や増改築には多くの制限が設けられ、そこに住むことのできる人が限定されることもあります。
また、多くの人が暮らすことを前提としていないため、市街化調整区域には道路舗装や公共交通機関、下水道などのインフラ整備が不十分な所が多いという特徴もあります。
しかし、市街化調整区域は市街化区域と比べると土地の価格が安い、都市計画税が課せられない、静かな環境で暮らせるといった点はメリットと言えるでしょう。
市街化調整区域でも一定の条件の下で開発を認める区域を指定している自治体もありますので確認してみましょう。
古賀市の市街化区域・市街化調整区域
古賀市はおおよそ九州自動車道を境に海側が『都市計画区域』、山側が『都市計画区域外』に区分され、
都市計画区域のうち「市街化区域」は約800ヘクタール、「市街化調整区域」は約1400ヘクタールです。
古賀市の「市街化調整区域」の中には、人口減少・少子高齢化の進む地域があり、
コミュニティ活力の維持や回復のために『筵内地区』では建築規制を緩和するための取り組みを行っています。
まとめ
「市街化調整区域」の不動産は、都市計画法に基づくさまざまな制限があり、売買が難しいのが現状です。
しかし、「土地が安い」「自然に囲まれた環境が良い」などの理由から求める人がいるのも確かです。
まずは自分の不動産がどのような区域にあり、どのような制限があるのがしっかりと把握しておくことが大切でしょう。
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