色彩を考えたリノベーションで変わる暮らしとは?
リノベーションをする際に、忘れがちですが重要なポイントがあるのを知っていますか?
それは「色」です。どうせリノベーションをするなら好きな色で全体を構成したい!と考えるのが普通です。
色の配色によって部屋や外観の雰囲気はガラッと変わります。
また、色には様々な効果があるのをご存知ですか?
選ぶ色次第でリラックスできる空間だったり、楽しそうな雰囲気を創り出せたりと、あなた自身の理想の雰囲気やインテリアを色の使い方で工夫してみるととても楽しいですよ!
色があなたに与える効果とは?
色の使い方で印象や雰囲気が変わるのは日常生活の中でも感じることが多いと思います。
例えば暖色系であれば温もりを感じますし、食欲やあたたかい気持ちになります。
逆に、寒色系であれば冷たさを感じ、体温が下がる効果があります。
部屋それぞれの意味合いによって色を変化させることはとても大事なことです。
下記に主な色の効果を記載してみました。
【赤】
意欲、活動的になる効果。キッチン等に取り入れるのが良いとされています。
【青】
精神を安定させる効果があり、集中力を高めてくれる色です。寝室や子供部屋に向いています。
【緑】
リラックス・リフレッシュ効果が期待できます。リビング・バスルームなどで活用するのが望ましいでしょう。
【黄】
神経を集中させる力があり、ポイントカラーとして取り入れるとお洒落な部屋に早変わりします。
【オレンジ】
食欲のわく色として赤とオレンジがあります。気分が晴れやかになるため、ダイニングやキッチンに向いています。
色の変化は、自分自身でも簡単にできるリフォームの1つです。
季節ごとに色を変えるのも気分が変わり、良い効果をもたらしてくれます。
色が私たちにもたらす効果は、精神的に落ち着ける色「心理的効果」と、あたたかみや空間の認識を変えてくれる色「視覚的効果」が大枠として存在します。
色を決める際は、この「心理的効果」と「視覚的効果」を意識することで印象が変わります。
同色であっても、色合いが違えばガラッと印象は変わります。色をコントロールできなければどんなにいい部屋でもガクッと価値も見た目も下がってしまいます。
理想の住まいを実現するために、自分の好きな色の効果を知り、住宅に取り入れることが大切なのです。
色が感情に与える効果を深く知り、部屋に取り入れよう
色が大切なのは分かって頂けたでしょうか?
なんとなく気分が動かされたりする中に「色」の効果が関わっている事が実は多いんです。
そのためしっかり色自体のメリットとデメリットを把握するため下記に簡単な色別のメリットとデメリットを記載しました。
【黒】 シックでスタイリッシュを醸し出す万能色
効果:威圧感、隠れ家的要素、重厚感、気品がでる
メリット:洗礼感、スタイリッシュ、シック
デメリット:威圧感の増加、暗さが際立つ
【白】 他色・小物から大物まで際立たせる天才!
効果:神聖、無垢、清潔、クリーン、シンプル
メリット:清らか、清潔感、上品
デメリット:無機質、殺風景、面白みに欠ける
【赤】 生命力を象徴する情熱の赤色
効果:パワー、愛、情熱、強さ、生命力
メリット:刺激、目立たせる、興奮させる、元気が出る
デメリット:激しさ、怒り、落ち着きがない
【青】冷静さと信頼を表す空と海の色
効果:爽やかさ、冷静、平和、誠実、知性、希望、信頼、清潔感
メリット:落ち着き、鎮静、集中力向上、信頼
デメリット:冷たさ、憂鬱
【緑】 成長と調和を象徴する自然色
効果:成長、希望、忠誠、平和、安全、静寂、調和、永続
メリット:リラックス、ストレス緩和、落ち着き
デメリット:平凡、目立つ色ではない
【黄】他色を押しのける程の存在感を持つ黄色
効果:光、日、月、明、愉快、軽快、エネルギー、楽観的
メリット:輝き、希望、気持ちの高揚
デメリット:臆病、くどい
【橙】 躍動感と食欲増進を主張する色
効果:躍動感、活発、陽気、元気、喜、開放的
メリット:食欲の刺激、興奮、エネルギー、躍動感
デメリット:落ち着き感の減少
【茶】 メイン色を支える、なくてはならない暮らしそのもの色
効果:落ち着き、温もり、堅実、丈夫、安定、懐かしさ
メリット:安定、落ち着き、威厳
デメリット:地味、野暮、目新しさの欠如
【桃】 優しさと幸福感を表すロマンチック色
効果:優しさ、ロマンチック、愛、幸福、フェミニン、可愛らしさ、希望
メリット:若さ、柔らかい雰囲気、幸福感増加
デメリット:薄っぺらい、子供っぽさ、軽薄
【紫】 エロスと神秘的な魅力がある色
効果:上品、高貴、優雅、ロマンス、神秘、幻想的、エロス
メリット:気品、魅力増加
デメリット:不安、うぬぼれ
まとめ
いかがでしたか?
画像の色でも分かるように、色で印象がグッと変わるのが分かって頂けたのではないでしょうか?
正直部屋に合わないと思うという言葉も聞こえてきそうですが、色はアクセントとして使うのも大切なことです。
部屋全体が紫であれば、怪しい部屋になってしまいますが、一部に紫を取り入れるだけで「大人っぽさ」を演出できたり、
「桃色」を取り入れるだけで「可愛らしさ」を演出できたりと色のマジックは使い方によっては人の印象を操作するほどの力があります。
使う部分の面積やどこに色を使用するのかなど悩み始めると答えが出ません。
そんな方は、ぜひモデルルームの見学や相談に行ってみてください。
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