福岡市で不動産購入|フリーターが家を買うということ
フリーターの中には、正社員としての就職が叶わないので仕方なくフリーターをやっているという人もいますが、正社員を希望しない、フリーターでいたいという人も意外と多くいるようです。
そんな フリーターが家を買う!なんて、
小説やドラマではなく、現実として可能なのでしょうか?
フリーターの不動産購入は、かなり難しいが不可能ではない!
フリーターの方でも、相続や贈与などで資金が潤沢でマイホームを現金で!というのなら問題なく不動産購入はできるでしょう。
しかし、そんな人は稀で、フリーターの方の多くは正規雇用に比べて収入が低く、蓄えが少ないというのが現実です。
そんなフリーターでも不動産購入は可能なのでしょうか?
最大のネックとなるのが住宅ローンの審査です。
住宅ローンの審査では、年収や雇用形態、勤務年数などが重要視されます。
フリーターの平均年収は150万円ほどというデータも・・・。
これでは実家を出て暮らすことすら難しいかもしれませんね。
しかし、フリーターは働くことのできる人です!頑張ってもう少し稼ぎましょう。
そして、条件を一つひとつクリアしていけば、住宅ローンの審査を通過するチャンスが見いだせるかもしれません。
格安の物件を探す
住宅ローンの借り入れは年収の5倍までと一般的に言われています。
ということは年収を200万円までアップさせれば、1,000万円のローンが組めるかもしれません。
でも1,000万円で買える住宅って?
例えば、公共住宅の中古マンションです。
これはUR都市再生機構が管理している旧・日本住宅公団が供給した団地のこと。いわゆる公団住宅です。
公団住宅の中古マンションなら、現在では空室が増え価格も下がっているので比較的購入しやすいでしょう。
福岡市内でも公団住宅の中古マンションは売り出されています。
ただし、マンション購入には住宅ローンだけでなく、管理費や修繕費の積み立ても必要となります。
築年数の古いマンションの場合は、すぐに大規模修繕や建て替えが始まるかもしれません。
しかも、その際に積み立て金が不足していればプラスの負担が生じることも。
大規模修繕や建て替えの計画については、事前にしっかりと確認しておくことが大事です。
また、都市部から離れた地方の中古住宅なら、一戸建てでもかなり安く手に入れられるでしょう。
築年数によっては、ほぼ土地代のみの価格となるものもあります。
ただし、通勤に時間と費用がかかり過ぎるようでは問題です。
そして、マンションでも一戸建てでも、固定資産税などの税金が必要なことも忘れてはいけません。
多額の頭金を用意する
フリーターの方が住宅ローンの審査に通過するためには、頭金をできるだけ多く用意することも一つの方法です。
金融機関は、借り入れる額が少なく、そのお金が返ってくるという信用があるならお金を貸してくれることがあります。
その場合、できれば家の購入金額の半分は頭金として用意したいですね。
一般的に購入金額の半分を頭金で用意する人は少ないかもしれませんが、フリーターの方はそこまでしてやっと審査してもらえるものと思いましょう。
一度、就職する
本当は一生フリーターでいたいけど、住宅ローンの審査に通過するために一度就職するという方も実際にいるようです。
そして融資が始まって何年かしたら元のフリーターに戻る。
そこまでしてフリーターでいたい理由、家を購入したい理由は何なんだろうとは思いますが・・・。
とにかく、「正規雇用でしっかりと働いている」という信用の裏付けがないと住宅ローンの審査通過は厳しいようです。
雇用形態や収入以外にも注意すること
フリーターという不安定な雇用形態だけでなく、住宅ローンの審査に落ちる原因が他のところにある場合もあります。
それは、借金の有無です。
カードローンなどでお金を借りている人は「カード返済にお金を使っているなら住宅ローンの返済は難しい」と銀行側が判断するため、審査通過は無理でしょう。
現在は完済していたとしても、過去の利用履歴に問題がある場合は審査に引っかかることがあります。
まとめ
このようにフリーターの方が不動産を購入するのはかなり難しいというのが現状です。
しかし、可能性は0ではありません。
「フリーターが家を買う!」という目標に向けて、
まずは、住宅ローンや資金計画について専門家に相談してみましょう。
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