外国人も大満足☆大阪観光でまちがいない11ヵ所をご案内!
大阪の見るべき観光スポットはたくさんありますが、もしも外国人のお友達や知り合いを案内するとなると、どこがいいでしょうか。
数ある観光名所の中で、外国人が求めているものは「日本らしさ」尚かつ、「大阪らしさ」に溢れたところです。
ということで「大阪を楽しんだ!」と満足できる場所をいくつかピックアップしてみたいと思います。
1/大阪城
『大阪城』は大阪の顔ともいうべき、大阪を代表するお城です。
現在の天守は1931年(昭和6年)再建され、平成7年から9年にかけて改修されたものですが、
豊臣時代・徳川時代の様式を織り交ぜたその美しいシルエットは世界中から人気。
天守閣の展望台から大阪の町を一望する気持ち良さは格別です。
またお城を含めた大阪城公園では、季節に合わせていろいろなイベントが催されていることも評判となっています。
外国人が喜びそうなおすすめ体験としては、戦国武将の兜と陣羽織を試着するのはいかがでしょう?
豊臣秀吉を始め、真田幸村、黒田官兵衛など人気武将の兜が勢ぞろいです。
まさに大阪城ならではの素敵な記念写真が撮れそうですね。
2/道頓堀
こちらも大阪名物の代表的観光スポット『道頓堀』。
写真でよく取りあげられている「食い倒れ人形」、また「グリコ」や「かに道楽」のような派手な看板があちこちに点在している様子は、日本国内でもなかなか見られない光景です。
それらを見て歩くだけでも楽しいのですが、ぜひとも道頓堀を訪れたなら、グルメ体験もしてほしいものです。
”食い倒れ” という表現のとおり、あらゆる食を味わえる場所なのですが、やはり大阪名物「タコ焼き」は外せません。
世界的に見てもタコを食べる習慣のある国は少ないようで、それ自体がめずらしいということもあって人気です。
道頓堀商店街の中にはそれぞれ個性的なタコ焼き屋さんがたくさんあるので、できればお腹の許す限りいろいろ味わいたいところですね。
3/天王寺エリア
『天王寺エリア』は、道頓堀とは別の大阪らしさを持っている町です。
大阪のシンボル「通天閣」を始め、そのおひざ元に広がる商店街「新世界」は大阪が持つ独特な雰囲気とディープな場所ということで、外国人観光客にも人気です。
せっかくですから ”ソースの二度づけ禁止”の「串カツ」をぜひ味わいたいですね。
また、歴史ある憩の場所「天王寺動物園」、国の登録有形文化財登録の重厚な建築物である「大阪市立美術館」など、見どころはいっぱい。
中でも「四天王寺」は聖徳太子が建立した日本最古の官寺です。
1400年前の日本の歴史を通して、日本という国を外国人の方にも知ってもらえる絶好の場所ではないでしょうか。
4/USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
大人のみならず、子供たちが一番喜ぶ大阪の観光スポットはやはりここ『USJ』でしょう。
毎日世界中からたくさんのゲストが訪れている超人気テーマパークです。
ハリーポッターエリアがお目当ての人たちが多いのは当然ですが、大阪のUSJの特徴として、期間限定でアニメやキャラクターとのコラボイベントなどが行われるのが好評です。
海外でも人気のキティちゃんグッズなども豊富!
ここでしか買えないおみやげは外国のゲストにも喜んでもらえることでしょう。
5/黒門市場
近頃、日本中のあちこちの市場が外国人観光客に人気です。
地元の特産品や名物を買えることに加えて、その場で食べることができるお店が増えていることが理由の一つでしょう。
『黒門市場』は大阪の台所と言われ、大阪の食文化を支えてきた中心地でもあります。
特に黒門市場といえば鮮魚!
海外では魚よりも肉を主食にしている国がほとんどなので、魚を気軽に食することができる場所というのは、貴重な体験になるのかもしれません。
市場ならではのとれとれの魚介類を、すぐに味わうことができるお寿司屋さんや定食屋さんなどもそろっています。
最近は店先で購入して食べ歩きできるものや、イートインスペースなども充実していて、いつもにぎわっています。
6/箕面公園
大阪といえば“都会”というイメージですが、大阪には自然を満喫できる場所もあります。
大阪市内から電車で30分ほどの所には「滝」と「紅葉」で有名な『箕面公園』があります。
関西の行楽地として有名で、秋の紅葉シーズンを始め、ハイキングやピクニック、森林浴や自然観察の場として昔から親しまれている公園です。
観光客に人気なのは箕面名物「もみじの天ぷら」。
もみじの葉っぱを小麦粉にからめて油で揚げてお煎餅のように食べるお菓子です。
葉っぱを揚げるだけの簡単なもののように見えますが、一年以上塩漬けし、それを塩抜きして作られる手の込んだもの。ここでしか食べられない名物です。
もう一つ箕面といえば「猿」が有名です。
昔から箕面の山に生息している野生のニホンザルで天然記念物でもあります。
以前は餌付けをしていた猿ですが、観光客の物を取ったり食べ物を横取りしたりと悪さが激しくなったので、最近は餌付けをやめ野生に返す取り組みが行われています。
それでも時々見かける姿はかわいいもの。餌やりは禁止されていますので遠くから愛らしい仕草を眺めましょう。
7/京セラドーム大阪
近頃は野球観戦が外国人観光客に人気です。
日本のプロ野球の観戦や応援の仕方は海外と違って独特のものであるようで、外国の方にはとてもめずらしいのだとか。
京セラドーム大阪はオリックス・バファローズのホーム球場です。
野球だけでなく様々なイベントにも使用されていますが、せっかくですからやはり外国のお客さんたちには日本の野球観戦を体験してもらいたいですね。
ここでしか食べられない野球選手のスター弁当を食べながらの楽しいひと時はきっと喜ばれることでしょう。
海外の野球場も昔はドーム型が多かったのですが、現在は屋外が普通でドーム型はほとんど無いのが実情です。
雨が多く、台風などの自然災害も多い日本にはドーム球場が必要なものなのかもしれません。
8/石切神社
『石切神社』は数多い大阪の神社の中でも、大阪色の強いコアな神社として知られています。
正式名称は「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」といい、地元大阪では「石切さん」と呼ばれ親しまれています。
こちらはその名のとおり、ご祭神であるニギハヤヒノミコトが授かった剣(つるぎ)が有名で、その石をも切り裂く剣が御神殿のてっぺんにモチーフのように立っています。
外国人の方たちには日本独特の刀剣の神社として喜ばれそうですね。
また願掛けのパワースポットとして知られていて、ガン封じ、でき物など病気平癒の御利益が強く、お百度参りも有名です。
もう一つコアな一面が参道のお店の大阪色の強さ。
百数十件のさまざまなお店が軒を連ねていて、昔ながらの大阪の商店街のたたずまいが現在も残っています。
またその中に数多くの占いのお店があるのは、なかなかインパクトの強い光景ですよ。
9/万博記念公園
『万博記念公園』は1970年に開催された日本万国博覧会の記念公園です。
大阪の歴史の中でも大きな位置をしめる博覧会の記念館は、外国人の方が見てもめずらしく興味深いものではないでしょうか。
そして万博といえば岡本太郎の「太陽の塔」。
見上げる71メートルの高さは圧巻で、かつても今も大阪のシンボル的存在となっています。
万博記念公園にはいろいろな施設がありますが、外国人観光客におすすめは「日本庭園」でしょう。
京都のイメージが強い日本の庭園ですが、大阪の、しかも広大な敷地で鑑賞することができます。
平安、鎌倉など各時代の造園技術や形式をすべてこの庭園で堪能することができるのですから、とても贅沢な名園鑑賞と言えますね。
そして、もう一つおすすめの施設に「国立民族学博物館」があります。
世界の民俗学に触れる貴重な展示品を見ることができる場所です。
自分たちの国だけでなく、世界の文化と比べてみるということは、新しい世界観に触れることができる貴重な機会といえるのではないでしょうか。
同じく園内にある「大阪日本民芸館」と合わせて見学するのもおすすめです。
10/カップヌードルミュージアム
世界の食文化を変えたと言われるカップヌードルは大阪で生まれました。
今やカップヌードルは世界で通用する言葉です。
そのカップヌードルのすべてがわかるミュージアムが大阪にあります。
カップヌードルが誕生した歴史、開発者「安藤百福」について学べるとともに、クイズなどを通してカップヌードルへの理解や親しみを深めることができます。
見ものは館内にある世界のカップヌードルの展示で、色とりどりのカップの並ぶ壁は圧巻です。
そしてこちらの一番の楽しみは、オリジナルのカップヌードルを作ることができる体験。
12種類の具から好きなものをトッピングして、世界に一つの自分だけのカップヌードルを作り持ち帰ることができるのです。
もちろんパッケージも自分でデザインできます。
マイカップヌードルは絶好の日本のおみやげになりますね。
11/あべのハルカス
現在、大阪観光の目玉ともいえるのが『あべのハルカス』の展望台「ハルカス300」です。
300メートルというのは現在の日本国内のビルでは一番の高さ。
眼下に広がる眺めは、お天気などの条件が整えば京都、六甲、淡路島、生駒山系、関西空港など関西地方すべてを網羅する迫力です。
あべのハルカス内には美術館やレストランも充実しており、44店舗が入る日本最大のレストラン街があります。
ブランドのショップも数々あり、ショッピングには事欠きません。
これらのおすすめ観光スポットは、大阪の顔のほんの一部分です。
聖徳太子の時代からあべのハルカスに至るまで、独自の歴史と文化がたっぷりと詰まった大阪を堪能することで、地元の人も知らない新たな大阪を発見できるかもしれませんね。
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