分譲マンションはどう選ぶ？タイプ別の特徴を知って検索条件を絞り込み！
「将来のマイホームは、分譲マンションがいいな～」
物件を探すとき、インターネットで検索する人も多いと思いますが、
例えば「大阪市」で検索すると、山ほどヒットします。
その中から自分にピッタリの物件を選びだすのは大変な作業ですし、
そもそもすべて見るまでに疲れて嫌になってしまうかも。
そんな時は検索条件を絞り込むといいですよね。
そのためには、まず物件の特徴を知ることが重要です！
マンションのタイプは大きく分けて4つ
１、タワー型
再開発エリアに建つことが多い「タワー型」。
100戸以上かつ総階数20階以上が目安です。
駅近・耐震構造に優れている・採光や眺望に優れているなどの点から価格がかなり割高になりますが、
その分、資産価値が維持されやすいとも言えます。
ただ、共用施設が多彩すぎてムダに感じてしまう事も。
２、多棟型
広大な敷地に複数の住宅棟が建っているものが「多棟型」です。
100戸以上で、タワー型以外のもの。
郊外に建つことが多く、自然や公園が近いことが特徴です。
キッズルームや敷地内の公園など子育て環境が良く、住人同士の交流も盛んな傾向にあります。
しかし、通勤時間帯などに混雑する場合が多いのが難点。
３、中高層型
100戸未満が目安で、ワンフロアの戸数が少ない「中高層型」。
駅近に建っていることが多く、通勤や通学に便利です。
商店街や繁華街にも近く、生活の利便性は高いですが値段は手頃。
戸数が少ないので管理組合の運営が比較的スムーズなメリットもあります。
一方で間取りが画一的になりがちで、選択の幅が狭いことも。
４、低層型
100戸未満が目安で高さの低い「低層型」。
駅からやや離れた閑静な住宅地などによく見られます。
住人同士が親しくなりやすく、防犯面での安心感があります。
周囲に高い建物が無く開放感があるのも魅力でしょう。
共用施設は必要最小限になってしまいがちです。
階数によって暮らしはどう変わる？
高層階
メリット
・眺めが良い
・光を取り込みやすく、部屋の中が明るい
・外からの騒音が少ない
・周囲の視線を気にせずに生活できる
デメリット
・ゴミ出しや新聞を取りに行くのが面倒
・エレベーター無しでは移動が大変なため、停電した時に困る
・地震を大きく感じることがある
・価格が高い
低層階
メリット
・エレベーターを使わなくても外へ出られるので、朝の混雑に巻き込まれない。
・ゴミ出しが楽
・周辺の緑が身近に感じられる
・価格が安い
デメリット
・南側の建物のが近いと日当たりが悪くなることがある
・周囲からの視線が気になる
・蚊などの虫が入りやすい
・1階は防犯が心配
暮らしやすい方角は？
東向き
メリット
・早朝から日が入り、明るい空間で気持ちよく朝食がとれる
デメリット
・午後は日が当たらなくなるので、午後から洗濯物を干すと乾きにくい
☆朝日を浴びてスッキリと目覚めたい、出勤時間の早い人におススメです☆
西向き
メリット
・午後の日照時間が長く、午後から洗濯物を干しても乾きやすい
デメリット
・午前中は室内が暗く、夏は西日で暑く感じる
☆冬に暖かく過ごしたい人、起きる時間がやや遅めの人におススメです☆
南向き
メリット
・日照時間が長く暖かいため、冬の暖房費が節約できる
デメリット
・他の方角の住戸に比べ価格が高め
☆日中、家の中で過ごすことが多い人におススメです☆
北向き
メリット
・光が柔らかく家具が傷みにくく、逆光にならないので眺望が良い
デメリット
・日差しが弱いため寒く感じ、洗濯物が乾きづらい
☆日中は不在なことが多い人や、価格を抑えて広い部屋に住みたい人におススメです☆
角住戸と中住戸とでは何が違う？
角住戸
メリット
・窓が多く日当たりが良い
・浴室やキッチンに窓が取れる場合があり、自然換気が行える
・開放感がある
デメリット
・壁面が少ないので家具のレイアウトが限られる
・中住戸よりも価格が高め
中住戸
メリット
・冷暖房の効率がよい
・壁面が多いので家具の配置に自由度がある
デメリット
・採光や通風のための窓が少ない
・両隣の音やプライバシーが気になる
まとめ
このように、マンションには建物自体の違いや
階数や方角などによる違いもあります。
その違いによっても検索条件が絞り込めるのではないでしょうか。
自身のライフスタイルに合わせてより良いマンションを選んで下さいね。
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